2014-12-30

よいお年を

 
今年最後のフラワーアレンジレッスンは、お正月のアレンジメント。
とても美しい色合いのアマリリスや、真っ赤なシキミアが入ってとってもおしゃれ。
 
ふつうは千両や南天などを使うところを、赤いシキミアで表現するなんて!さっそく真似してみたい!!
生徒さんのおうちにも素敵に飾られたことでしょう。気持ちのいいお正月が迎えられそうです。
 
 
今年も残すはあと一日です。
 
萬器20周年。豪華な企画が目白押しの一年でした。
 
素晴らしい作家さんと、その手から生まれる素晴らしい作品たちから、たくさんのエネルギーをもらいました。
 
そして今年もまた、たくさんのお客さまに出会えたことに感謝しています。
 
お客さまのもとに旅立ったモノたちが、これからも寄り添い、愛され、育っていくことを心から願っています。
 
 
2015年も魅力的な企画をご用意してお待ちしていますので、楽しみに待っていてくださいね。
 
 
皆さまにとって2015年が素晴らしい一年になりますように…
 
 
 

2014-12-25

日本と漆


「漆は手で触り、唇に触れるものである」


漆芸家、角偉三郎さんの言葉。(赤木さんの著書から拝借しました)

日本人は昔々から器に触れることが多い。少しも器に触れない国もあるというのに不思議だ。

お茶碗を手に持ち、ご飯を食べる。
お椀に口を付け、汁をすする。
手のひらに湯呑を収め、お茶を飲む。

だからこそ、感触がいいものを選ぶと体が喜ぶ。
感触のいいものを日本人の体は覚えている。

だから漆は今も昔も日本人のそばにあるのです。

美しさと心地よさが同居している、日本人らしいもの。

一杯のお味噌汁がこんなに美味しいだなんて…
大切に選んだ漆器で食べるとそう感じるはずです。

今年もあとわずか。
萬器の個展もあと2日になりました。

お見逃しのないよう、是非足をお運びください。


柏本店『赤木明登・漆展』
北千住店『蜂谷隆之漆展』

どちらも12月27日(土)まで


スタッフ 岡田

2014-12-22

南瓜と柚子

今日は冬至。

1年でいちばん日が短くて、
1年でいちばん夜が長い日。

1年で最も日が短いということは、
翌日から日が長くなっていくということ。

今日を境に、
少しずつ春に向かっていくんですね〜
とはいえ、寒さは日毎に増すばかりですが!笑

我が家の南瓜、
今年はシンプルな煮物になりました。
赤木さんの三井椀に盛り付けて。

飯椀、汁椀として使いがちな椀も、
実は煮物にもとても使いやすい。

かぼちゃのビタミンAとカロチン摂取、
柚子湯でからだを温めて、
しっかりきっちり風邪予防。

残りわずかな2014年、
健康なまま乗り切りましょう!




スタッフ 和田

2014-12-18

蜂谷隆之さんの漆器のスッカラ

蜂谷さんの作品のなかで
定番となり人気のあるスッカラ。

裏面が平らなのが最大の特徴!

口に入れたときに
吸い付くように気持ちがいい。

木のスプーンは
熱々のものでもほどよく熱さを和らげてくれ
美味しく食べることができる。

心地よく、
食べやすく、
使いやすい。

スープ、ポトフ、カレー、焼き飯 など
日々の食事のなかで
スプーンの出番はとても多いものだから
これはとても嬉しい。

また、
金属のカトラリーが
身体的に受け付けなくなってしまった私にとって
これはとてもとても嬉しい。

なかなか、
口当たりのよい、
食べやすい木のスプーンに出会うことって
ムズかしかったりします。

スッカラの原型はそのまま、
持ち手が細く長くて持ちやすい。

口当たり優しく、
温もりもある漆器のスッカラ。

おすすめです!




スタッフ 和田


2014-12-17

長年愛される、漆のうつわ

上: 赤木明登 「姫重」
下:蜂谷隆之 「あさがお鉢」


古来より人々の日常の器として
重宝されてきた漆器。

漆の持つ塗りの肌の柔らかさは
日本古来の優しさ、温かみを感じ、軽く、
末永く使える丈夫さが自慢です。

陶磁器などの土物と比べ、
木と漆てつくられる漆器は口当たり優しく、
寒い今の季節などは
口を添えたときのひやっ、とした感触がなく
とても心地よい。

ご飯を入れて食べると、
お米の粒が椀にくっつくことなく
とても食べやすかったり。

木と漆の保温性、気密性は高く、
汁ものやお粥などを入れると
温かいまま食べられる。

小さいお子様やご高齢方の器としては
とても嬉しかったりしますよね。

そして、
よっぽどのことがない限り、
割れたり欠けたりしない。

毎日使うことによって、
経年を経て、
漆が擦れたりすることもありますが
赤木さんも蜂谷さんも
塗り直し というフォローをされています。

お買い上げいただいたあとでも
何年たっていても
お直しを受付てくださっているので
とても安心です。

普通に使っていれば

半永久的な器

だと言える気がします。

赤木さんの漆器。
蜂谷さんの漆器。

どちらも個性を魅せながら
とてもセンスフルなデザイン、そして用途。

今の私たちの食卓に似合う、
現代的な漆器だと思います。



..........

2014年12月15日(月)−27日(土)
1o:oo~19:oo 会期中無休

柏本店 『赤木明登・漆展』
北千住店『蜂谷隆之漆展』




スタッフ 和田

2014-12-16

蜂谷隆之さんのオンリーワンな漆器たち

益子で生み出される
蜂谷隆之さんの漆のうつわは、
従来の 「漆器」 というイメージや概念を
いい意味で変えてくれます。
 
漆器の持つ良さ、
昔から重宝されてきた歴史の重みはそのままに、
現代の食卓でもさりげなく取りいれられるデザイン、塗りを、
蜂谷さんならではの視点とセンスで作品にとりこまれています。
 
漆器といえば身近に感じるのは、やはり椀。
 
たくさんの椀が並んでいます。
 
どれも口縁には布着せが施されていて
口当たりがとても良いです。
 
益子 という土地柄、
「陶器のような質感のものを作りたかった」
と誕生したのがこの椀。
 
飴釉をまとったような色味とツヤ。
 
木目を生かすために生漆を幾重にも重ね塗り。
塗りを重ねることで
グラデーションが生まれるそうです。
 
木地がとても薄くて軽い。
 
和の器、洋の器どちらとも
とてもバランスよく合わせられる椀です。
 
蜂谷さんの代表作ともいえる「筒鉢」。
 
漆器ではめずらしいそば猪口のような形。
 
温麺やおうどん、
たっぷりのスープやお丼などいいですね。
 
汁物・椀としてだけでなく、
小鉢やボウルとしても使えます。
とっても多様性の高い器です。
 
てっぱつ。
僧侶が托鉢に用いる鉄鉢が元々の由来。
 
両手で包み込むように持つと、
とても心が穏やかに落ち着いてくる、そんな器。
 
小鉢・ボウルとして
また香のごはんを入れたり、麺鉢としても。
 
リム皿。
 
こちらも陶器のような質感のものを・・・と作られた一つ。
 
黒漆で石の目をつくり、
そのほどよい凹凸のうえから
錫の粉を上掛けされています。
 
錫は銀彩とちがい黒ずんでこないのがいいところ。
 
深みがあり、シック。
 
大きめのリム皿は
ワンプレートとしても使えるので、
おもてなしや、特別な日の食卓にも
いつもより格のちがう華を添えてくれそうですね。
 
木地もほどよい厚みがあり、
安定性もバツグン。
手をいれ持ち上げるのにも使い勝手が良いのは
とても嬉しいポイントだったりします。
 
従来の良さをそのままに、
でも従来のものとは違う漆器を。
 
蜂谷さんのオンリーワン(椀)な漆器たち、
本当に素晴らしく魅了されます。
 
漆器を愛用されている方も、
まだ手もとにお持ちでない方も、
これから始めようという方も、
 
ぜひ一度ご覧いただきたい。
 
より身近に、
そしてまた新しいものに、
漆器の存在が変わることと思います。
 
 
 
スタッフ 和田
 

2014-12-15

北千住店『蜂谷隆之漆展』はじまりました!

本日、北千住店にて
『蜂谷隆之漆展』初日を迎えました。

モダンで
シックで、

色、フォルムへの突き詰めたこだわり
それでいて
ついているプライスに驚きます!


ハレの日、ケの日 よりも、
おにぎりや和え物 、
カレーやパスタ のほうが似合う
そんな蜂谷さんの漆器たち。

みなさん、
真新しい蜂谷さんの漆のうつわたちに
「いいね〜〜」
「すごく心が落ち着く。身近でいい。」

とお迎えされてます。

とても心地の良い北千住の店内。

本日蜂谷さん、在店されてます。
とても気さくで、
たくさんのお話を快く聞かせてくださる
楽しい方。

蜂谷さんとのお話には
笑顔が絶えません。
みなさん、楽しそう!


ぜひ、新しい、身近な漆の器たちに逢いに、
お出かけくださいね〜〜


そして本日、
湯布院・亀の井別荘より
おいしいもの便届きました!

人気の乾物、柚子胡椒、栗きんとん などなど

さっそく北千住店にて
並べております。

年末年始のおもたせに、
一年の自分へのご褒美に…
おすすめですよ!


スタッフ 和田

2014-12-14

『赤木明登・漆展』 2日目を迎えました

昨日より始まりました『赤木明登・漆展』。
本日2日目です。
 
赤木さん、昨日に続き本日も在店されてます。
 
ぜひ逢いに、
新作奥羽椀や塗り師のお話を聞きに
いらしてくださいね!
 
 
今年もオシャレな赤木さん~~~
 
たまたま撮れたこちらのポージングで♪ 笑
 
 
 
スタッフ 和田

2014-12-13

本日『赤木明登・漆展』、初日です!

おはようございます。
 
本日より、
柏本店にて『赤木明登・漆展』が始まります。
 
気温もグッと下がり、
漆器を迎えるのにいい季節となりました。
 
なぜだか、
漆器には冬。が似合う気がします。
年末を迎えるとなおさら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たくさんの赤木さんの漆器たち。
 
気持ちが凛とし、
引き締まる思いがします。
 
この展が
萬器20周年最後の個展。
 
笑顔ではじまり、
笑顔で終えられますように。
 
今日と明日の2日間、
赤木さん在店していただけます。
 
ぜひぜひ、足をお運びください。
 
赤木さんとともに、
スタッフ一同お待ち申し上げております。
 
 
 
 
スタッフ 和田

2014-12-12

お財布100!並びました !!

お財布100!
ずら~~~っっと並びました!
 
見事なラインナップ、
そして作品数。
 
まずはじっくりと、ご覧くださいませ!
人気の長財布に加え、
カードケースやコインケースも。
カラーバリエーション、
素材の豊富さには
ほんとに圧巻するばかり!!
 
ヴァグリエの長財布がリピーターをつくり、
人気を維持しつづける秘密は、
何よりも細かいところにまで手が届く
使い勝手のよさ◎
 
これは、
実際手にとり、
私たちの熱い語らいを聞いていただくしかありません! 笑
 
大げさでもなく、
本当に心からその優秀ぶりに納得、
感動する財布なのです。
 
これぞ財布。
 
といわせる
ヴァグリエの『財布100!!展』
 
明日12/13(土)よりスタートです。
 
100とはいえ、1点ものも数多く。。。
ぜひ、お早めにおでかけくださいね!
 
 
 
スタッフ 和田