今日第3木曜日は和菓子教室の日。
今月は『桜餅』をテーマに、
道明寺と長命寺の2種類の桜餅を
作られていました。
長命寺には
真っ赤なイチゴがのせられて♪
とっても可愛い桜餅でした。
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ちょっとここで豆知識◎
はてさて、
道明寺と長命寺。
なぜ2つの桜餅が?
道明寺粉を用いて作られる桜餅。
こちらは、
大阪の道明寺で保存食として使われた粉を
蒸して作られたので、
道明寺 または 関西風桜餅とも呼びます。
長命寺桜餅は、
江戸時代に隅田川沿いにあった
長命寺というお寺の門番、山本新六が、
桜の葉っぱが沢山降り積り困るので
塩漬けにしてお餅を包んで食べたのが、
長命寺のできた由来です。
以降、このときから「お花見名物」ともなったんだそう。
そして、
長命寺は桜餅といっても皮は
『餅』じゃなくて薄力粉と白玉粉。
長命寺の方が、道明寺よりも
カロリーが高いんですって。意外!
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京都で生まれ育ったわたしは、
こちらに来てはじめて、
くるん、と包まれた桜餅を見てビックリ。
最初は「ん?これが桜餅?」と
若干抵抗があったのを覚えてます 笑
でも今ではどちらの美味しさも知り、
道明寺も長命寺もだ〜い好き♪
毎シーズンかならず2種類食べます 笑
季語でもある 桜餅。
桜の咲花は終わっても、
まだまだ見ていたい食べていたい
春のお菓子です。
スタッフ 和田