石田誠さんの飯碗。
ごはんがやさしくて、おいしそう。
うつわは硬いのに、なぜだろう、石田さんのうつわは柔らかい。柔らかくて、温かいうつわ。
不安な世の中。喜びや悲しみが代わる代わる訪れる日常。
人はみな優しさを持っている。
相手の悲しみを悲しみ、喜びを喜ぶ。
真面目で一途な思いからは憎しみは生まれないと思う。
優しいうつわだ。
そして、ただ真面目に一生懸命つくられたモノには美しさがある。
モノはなにも言わないから正直だ。
でもきっと使う人によって表情を変えていく。味わい深くも、味気なくもなる。
だからこの一生懸命なつくり手の思いを受け取りたい。
真面目で伝わるうつわです。
石田誠さんのうつわ。会期は終わりましたが、7月26日まで置かせていただけることになりました。
この機会にぜひお越し下さい。
どうか手に取って感じてください。
スタッフ 岡田