今年初めての和菓子教室がありました。
今回は『桃山』
白餡に卵黄、葛などをいれて、
こんがり焼き上げたもの。
みりんで美しくお化粧を施して、
艶よく仕上げます。
ほこほこした味わいが
とっても魅力な和菓子です。
今回は中の白餡に柚子を入れて
薫り高い桃山となりました。
ここで雑学。
桃山 は京都の地名。
豊臣秀吉が身を置いた伏見桃山城。
豊臣政権没落後、
城のなくなった地に桃が植えられたことから、
「桃山」と名づけられました。
数年前までは
この城跡に遊園地やプールがあって
遠足や行楽でよく出かけたものです。
私自身、
幼少の頃の楽しい思い出がたくさん詰まった
とても思い入れのある地。
和菓子を通して
名前を耳にするのは
とてもこそば痒くもあり嬉しくもあり。へへへ。
と、余談が過ぎました 笑
通年を通して食べられる桃山ですが、
柚子の風味を織り込むのは
今の季節だからこそ。
とてもいい香りに包まれた時間でした。
次回は三月。
楽しみです。
スタッフ 和田