うららかな春の陽気から一転
寒の戻り、今日は真冬のような寒さです。
外の風は冷たいけれど、
北千住店の店内は薄井さんのバックが色とりどり
春の光の中で より一層鮮やかさを増しています。
パッチワークのようなトートバック
やさしいピンク。春の色。
色の組み立ては薄井さんらしくて、素敵な色。
表と裏で、配色が違っていて…
今日はどちらを外側にする？
鏡の前で、その日の気分で
コーディネートを楽しめるのも嬉しい。
持ち手が革のトート
今はまだ かっちり固いけれど、
使い込んでいくうちに、だんだんとやわらかく馴染んでいきます。
緒糸 縫い取り織
蚕の繭の糸がうっすらと織り込まれて。
ぽこぽこっとした凹凸のあるテクスチャーは
布だけの作品とはまた違う表情
思わず、じーっと魅入ってしまう…
感覚で織っていくのではなく
設計図のように、あらかじめ緻密に図案を決めてから
作業に入るという薄井さん
緒糸のシリーズは
より繊細で細やかな想像力を駆使して生まれるもの。
新たな作品が楽しみなシリーズです。
薄井さんの織物は、軽くて丈夫。
とても丁寧にしっかりと織られているので
型崩れすることがありません。
3年、4年、5年…と、長く愛用されたバックを
お客様から見せて頂く機会も多いのですが
どのバックも、その人らしく育っていて
大切に使い込まれた風合いは、やわらかくなめらか。
かどがとれて、美しくて…
今ある、まっさらで新品のこの子たちも
きっとまた どなたかのもとで、より魅力的に育っていくことを
思うと、うれしくなって。
新しい季節。
春のお出掛けに連れて出たくなるバックを。
あたたかなひかりは
もう、すぐそこまで来ています。
スタッフ 西川
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薄井ゆかり・Coupeコッペ
『 春の靴とBag展 』
2016.2.20(土)～3.6(日) 10:00～19:00 会期中無休
北千住店にて
