北千住店にて開催中の
赤木明登さんの漆器展。
残すところ、
今日明日の二日間となりました。
毎年恒例のなった、
年末の赤木さんの展。
一年かけて楽しみにされている方、
この機に既製の椀から卒業し、
本物の漆の椀を求めにいらっしゃる方。
連日たくさんのお客様で
にぎわっております。
私自身、
この師走の時期を迎えると
やたらと漆器が愛しくなります。
それはきっと、
木 と 漆 がもつ
特有の温もりがそう思わせるのかもしれません。
外気の冷たさから守るように、
毎日、私の心を温めてくれています。
木地調整
木地固め
布着せ
地づけ
下塗り
中塗り
そして最終仕上げの 上塗り。
漆を塗ってからはまったく見えなくなる部分に、
非常に大きな労力と神経を
使っています。
慎重に、丁寧に。
想像以上のプロセスを経て
私たちのもとに存在しています。
だからこそ、
手間暇を惜しみなくかけられた漆器は
美味しく温かくいただけ、
触れて気持ちよく
日常づかいに耐えられる強さ があるのです。
パン皿、
茶托、
椀、
重箱、
銘々皿 など
溜息がこぼれるほどの
美しくモダンな漆器があります。
どうぞ、
お出かけください。
菓子入れにもいい 茶托。
サイズ、かたち、
色々あります。
スタッフ 和田