今日のお昼ごはんに持ってきた
きゅうりサンドを
かぶせプレートに。
1本分のきゅうりと
少々の葉ものと少しのチーズ。
具はほとんどきゅうり という
かっぱも喜ぶきゅうりサンド。
こんな地味なサンドも、
乙な食事に仕上がる
スペシャルな平皿。
先日もお話したように、
平皿はガラスワークの中でも
巧みな技術が必要とされます。
重力に逆らって
おもたいガラスの生地を
平たく仕上げることの難しさ。
鉢よりも、グラスよりも
その難易度ははるかに高い。
垂れる、反れる。
一瞬の見極めが要されます。
作業のなかでも緊張の瞬間。
この一瞬に、
横山さんはどれほどの神経を使われるでしょう...
その困難な工程を、
2度は行って
「 1日に1枚、作れたらいいほうよ 」
と横山さん。
1日にゼロのときもある・・・の?
時間と気遣いを費やしながら窯に火を入れ、
それで1日ゼロ・・・?
そんな、、、
完成するものより、
ボツになるのほうが断然多いのだと。
あたりまえのように
今こうして存在するけれど、
それは決して当たり前なんかではないのです、よ。
横山さんのガラス作家としての情熱が
ひと手間が、使い手への想いが
叶えてくれています。
ただ美しいだけでなく、
機能美にも長けている平皿。
単色なサンドイッチも
こんなに素敵に。
朝食のスクランブルエッグ、
デザートの桃のコンポート、
お夕食には夏野菜のかき揚げや
サーモンのウィンナーチシュニッツェル。
あぁーーいろいろ盛り付けてみたい!
どんなお料理も、きっと素敵に演出してくれる。
想像がどんどん広がってゆきます。
器好きを満足させてくれる、
ごはん好きを楽しませてくれる、
高価だけれど、
その分だけ価値ある器です。
その分だけ価値ある器です。
スタッフ 和田