2017-03-21

貫入の美しさ

「貫入」とは、釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のひび模様のことです。


作り方によっても、素材によっても貫入の入り方は様々。
最初から貫入が入っているものもあれば、使ううちに次第に入っていくものもあったり。
それが味わいとなり更に素敵な器となるのです。

そんな様々な貫入がある中、花子さんの器に入る貫入が私は大好きです。
ランダムに、時に大胆に、時に控えめに…ひとつとして同じものがない、きっと作ろうと思っても作れません。
作ったそのときのタイミングや偶然、必然、色んな要素が重なってできる芸術です。




さりげなくその器のアクセントに。
私の大切で大好きな器です。



スタッフ 岡田