2014-06-08

進化を続ける急須。

「村上躍展」初日。
大雨暴風と悪天候にもかかわらず、
オープンからたくさんの方にお越しいただきました。

本当に、ほんとうにありがとうございます!

皆様店内に入ると、
一目散に急須のもとへ…

初めてお迎えされる方、
2つめの方、3つめの方、
そしてそれ以上の方…

躍さんの急須は
リピーターを作るほど、
定評、人気のある作品です。

そんな躍さんの急須。
マイナーチェンジを繰り返し、
年々進化を続けています。
持ち手。
従来のものより厚みが増しました。

持ったときの安定性、
握りやすさ、
一段と手に馴染むものになっています。
注ぎ口。
切り込みに角度をつけて上向きに。

定評のある水切れの優秀さが
さらにパワーアップです。

空気穴も2つに増えました。

空気穴は、
急須内部に空気が入りやすくなって、
注ぎやすくなる大事なもの。
蓋の厚みも増しました。

しっかりと入り込み、
蓋を思わず落としてしまった、
なんてこともなくなりますね。


 どの作品も完成形ではなく、
完璧なものにたどり着くまで
作品と向き合い改良し続ける。

「作家の仕事とはそういうものだと思います。」

そうお話しくださった躍さん。

陶芸家魂というもの、
躍さんの熱く真っすぐな作陶姿勢に触れ、
さらにさらに躍さんの手からうまれる器たちが
好きになりました。

寡黙だけど、
尋ねるとたくさんの知識やお話しを
丁寧に聞かせてくださる躍さん。

足元の悪い初日となりましたが、
在店いただき本当ありがとうございました!

進化を続ける躍さんの急須。

初めて目にされる方も
すでにお持ちの方も。

一見の価値ありです。
ぜひ、ご覧くださいね。



スタッフ 和田