2016-07-19

かやの板皿に麦代餅

佃さんより
おもたせでいただいた
京都・中村軒の麦代餅。

久しぶりに地元の名菓に出逢い、
とても懐かしく
心がほころびました。

ご自宅から京都駅に向かう道すがら、
わざわざ途中下車し
ご用意くださった佃さんのお気持ちが
とても、とても嬉しかったのです。

細やかで温かいお心。
逆にピシッと、
背筋が伸びる思いでもあります。


京を代表するこの麦代餅。
餡子がぎっしり、
お餅は弾力があって…
仕上げの焦がしきな粉がまた上品なのです。

とても貴重なお菓子。
機会があれば、
ぜひお召し上がりくださいね。



その麦代餅を
かやの木で作られた 板皿に。

この写真ではお伝えできていませんが、
(すみません!! 涙 )
カヤの材は優しく穏やかな黄色。

細かい年輪、
しっとりとした質感とキメの細やかさは
とても品が良い器に変わります。


ちなみにこのカヤの材、
古くから碁盤・将棋盤の用材として
重宝されているんですよ。

私たちにも意外と身近な材。
日々の暮らしのなかにも
すんなりと溶け込んでくれます。



『佃眞吾展』3日が過ぎ、
連日、たくさんのお客様に足をお運びいただいています。

その中で実感したことがあります。
良いものを、上級なものを求め
またそんな器を待っていらした方たちが
こんなにもたくさんいらしたんだ、ということを。

佃さんの木工藝とゆっくりと時間をかけて向き合い、
惚れ込み、やはりと納得し
買い求めていかれます。

その時間は、
私たちにとっては
この上ない喜び。

この3日間、
毎日幸せな気持ちに
させていただいています。

ありがとうございます*


今日は個展がはじまってから
はじめての平日。

今日もまた
たくさんの方々にお会いできますように。


佃さんの木工藝たちとともに
お待ちしております。




スタッフ 和田